07、10/19 企業年金裁判勝利報告集会行われる
NTTの企業年金減額裁判、NTTの主張認めず!


      写真 071019企業年金裁判

 10月19日東京地方裁判所は、NTTが厚生労働省を相手に訴えていた「NTTの企業年金減額申請却下」の取り消しを求めた裁判で請求棄却の判決が下されました。

その決定を受けてNTTの企業年金に同意しない会、NTT企業年金改悪に反対する会、電通労組全国協議会、NTT関連労働組合協議会の4者で構成されるNTT企業年金減額反対訴訟参加団による勝利報告集会が東京で開かれました。

 集会では最初に訴訟参加団代理人の加藤晋介弁護士より、東京地裁判決の特徴と解説が話されました。判決の要旨(8ページ物)ではおだやかな言い回しになっているが、正式の判決文の中では、NTTの奢り、身勝手さが指弾されている内容であること。争点は4つあり、いずれもNTTの主張が非常識であることを指摘している。企業年金を変動制に委ねることにより金利が高くなることもあるとの詭弁を弄したり、厚生労働大臣の国会答弁を自分たちの都合のいい部分だけ抜き出して自分たちの主張が認められているかのように事実を捻じ曲げたり、H14年度以降1000億円の企業利益をあげそのうち600億円も配当に回している実態も指摘されています。また企業年金を投資した運用利回りでは3%を大きく上回って9%から17%の利益を上げてきている実態もあります。企業年金財政悪化を訴えるNTTの姿勢は自作自演ではないかとの思いを強く示している内容だとの説明がありました。最後にNTTの常識は社会にとっての非常識だと言っているようなものであり、この判決の勝利を職場に返して行こうとの訴えがなされました。

 次に訴訟参加者の方からのスピーチがありました。
 兵庫の方からは、反対する会の闘いは兵庫にとどまらず大阪にも広がっていること。茨城の方からは現場がどんどん働きづらくなっていること、とりわけ116の職場では合理化で集約が予定され、働き続けたいとして退職・再雇用を選んだ人たちの約束も反故にされようとしていることが報告されました。千葉、東京の方からは企業年金の減額同意に向けて会社の卑劣なやり方が話されました。またそれぞれの方から勝利判決を受けての決意が示されました。
 司会からは訴訟参加団83人を代表しての4人の意思を、全員の意思として確認しようとの集約がなされました。

      写真 071019企業年金裁判

 次に支援労組として電通労組の日野書記長とNTT関連労働組合協議会江尻委員長のあいさつを受けて決議文の採択と今後の行動提起が行われました。今後の行動としては勝利判決を職場に戻す闘いとNTTグループ67社に対し控訴をするなと申し入れを行っていくことを確認し、団結ガンバロウで集会を終えました。

 NTT企業年金減額裁判 勝訴共同チラシ

 NTT企業年金減額裁判 判決文