11・15 パナソニック裁判1周年のつどい

「派遣切り」は許さない! 佐藤昌子さんを職場へ!


      写真 091115 パナソニック裁判1周年のつどい


 「パナソニック裁判1周年のつどい」は、11月15日、福島県郡山で100名を越す結集で、電通労組宮城支部・福島支部も10名が参加し裁判闘争の勝利と、登録型派遣全廃に向け「派遣法の抜本改正」の実現を闘う事を誓い合った。

  集会には「パナソニックの偽装派遣を告発し、解雇撤回、直接雇用を求める佐藤昌子さんを支援する会」を中心に、社民党、共産党の県議、未来を作る会の郡山市議をはじめ、松下PDP裁判原告の吉岡さんや、労働運動、市民運動など多くの仲間が結集し連帯挨拶。
 鈴木主任弁護士は、パナソニックの主張はゴマカシ、捏造で法違反は明白、福島地裁郡山支部の裁判官の心証も良く原職復帰へ向け攻勢的に裁判が進んでいる事が報告された。

 佐藤昌子さんの加盟する全国一般全国協の遠藤書記長は、年越し派遣村から始まる闘いは、政権交代を経て3党合意案を基礎にした「派遣法の抜本改正」が、経営側からの巻き返しの中で正念場に来ており、年越し派遣村を再現させない政府・行政への取り組みも含め集中した全国的な闘いの必要性を訴え、佐藤さんの闘いは、非正規の多数を占める女性が決起した大きな意味がある、全国協は最大の課題として闘うと発言。

 記念講演は、反貧困ネットワーク代表・年越し派遣村名誉村長の宇都宮健児弁護士。
30年以上のサラ金、ヤミ金の多重債務問題を取り組む中で、「貧困と格差の拡大が多重債務を深刻化させ、新自由主義・市場原理主義の小泉構造改革が、ワーキングプアを拡大し脆弱な社会保障制度の中、格差と貧困の拡大を加速させた」
 「貧困問題解決の当面の課題は、貧困率(政府が初めて行った)を調査し削減目標を立てる。普通に働けば人間らしい生活が出来るようなワーキングプア対策の強化。働けないときでも人間らしい生活の出来るセーフティネットの強化が必要」
「貧困は、経済的な問題だけではなく、社会・家族関係の貧困、関係性の欠如も重大で、貧困を可視化させ貧困問題を社会的・政治的に解決するため、反貧困ネットワークを結成した。反貧困運動の広がりと、非正規労働者の権利確立へ非正規労働運動が重要だ」との訴えを頂いた。

 集会の最後に原告の佐藤昌子さんは、雇用責任を果さない身勝手なパナソニックに対し「おかしいことはおかしい」「女性の非正規化を認める様な女性差別はおかしい」と立ち上がり「専門26業務の法の抜け道を許さない登録型派遣の全廃」「働きがいのある人間らしい仕事の実現」の為、生きる権利を否定される多くの非正規、とりわけ女性労働者と共に闘うとの決意が示された。 



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