見せしめD評価を許さない! 
12・13 NTT福島支店への抗議ストライキを闘い貫く



    写真 101213NTT福島支店への抗議ストライキ
           12・13NTT福島支店への抗議ストライキ


   2010年末一時金の評価で、会社は電通労組本部副委員長に最低ランクのT評価を出してきました。
 NTTの成果主義賃金制度は労働者を5段階に評価し、最低ランクのT評価では本来受取るべき一時金の25%をカットするという見せしめ的、懲罰的な賃金制度になっています。
 成果主義賃金制度は「成果」を求められるために労働者間の競争が煽られ、それにより労働者間の協力・共同というこれまでの働き方が壊され、差別と分断、管理を生み出すだけであり、そこに新たに管理職による「恣意的な評価」が入ることで、労動者が仕事に対してモチベーションが低下してしまう事について、私たち組合は指摘し、制度に反対し、撤廃を求めてきたところです。
 しかしNTTは、「仕事に対する動機付け」と称してこの制度に頑なに固執し、実施してきました。今、職場は、この成果主義賃金制度とNTT構造改革(退職・再雇用制度)で労働者のモチベーションは下がり続けています。

 今回、電通労組本部副委員長に対して出され評価に対し、その一次評価者である直属上長は、その理由について明確な説明を本人にしていません。
 副委員長は、NTT構造改革(退職・再雇用制度)に反対して、50歳退職・再雇用を拒否し闘ってきており、家族の介護を抱え地元福島の職場で勤務しています。今回の会社攻撃は、このようにNTT構造改革(退職・再雇用制度)に反対して退職を拒否した労働者を狙った見せしめ攻撃であります。
 私たちは成果主義賃金制度が導入された以降、撤廃を求めてきました。そして見せしめ的なT評価(旧D評価)が出されて時はストライキを含めた行動でその撤回を求めて闘ってきました。  



     写真 101213NTT福島支店への抗議ストライキ
           12・13NTT福島支店への抗議ストライキ



 ストライキ行動を貫徹!

 12月13日の早朝、東北地方はこの冬一番の寒さの中、NTT福島支店山下ビルにはストライキ決行中の横断幕が貼り出され、電通労組の旗や全労協、地域の組合旗がNTTビルの周囲に翻るなか、福島支部全組合員がストライキで結集、首都圏支部からも指名ストで参加し組合員、宮城支部の組合員、全国一般ふくしま連帯ユニオンの仲間たちが、見せしめのT評価攻撃に怒りをもって結集し、社前でのストライキ行動を展開しました。

 はじめに本部からこの評価攻撃が退職・再雇用を拒否した労働者に対する見せしめ的、 恣意的なものであること。それを裏付ける上長の「あなたは満了型だよね。わかっているね。」という発言など、退職・再雇用拒否者を敵対する姿勢であること。面談での本人のT評価の理由について、取って付けたような理由を並べ、挙句の果てに「これまでのC評価はD評価にちかいC評価だ」と発言していること。そのようなめちゃくちゃな評価における現場対応であるにもかかわらず、東日本本社は団体交渉のなかで、「評価基準に基づいて適正に評価している。」と答弁していること。このようにやりたい放題の評価制度の実態が今回の評価で明らかになったことが報告され、成果主義賃金制度の撤廃まで闘うことを呼びかけました。その後、福島支部委員長、宮城支部委員長のT評価を許さず闘う決意の発言がありました。
 午前9時、ストライキ突入が宣言され、大内本部委員長が挨拶。「副委員長への今回の評価攻撃は電通労組に対する敵対攻撃と受け止める。退職再雇用拒否者を狙い撃ちしたものであり、絶対に許さない。仕事が判らない管理者が評価しており、説明やフォローすらできていない実態は評価制度の破綻でもある。NTT構造改革、成果主義賃金制度の撤廃まで闘う。」と決意を述べました。

 支援に駆けつけて頂いた全国一般ふくしま連帯ユニオン宗像委員長は、支援している介護労働者の裁判闘争を報告しながら、「労働者を恣意的に評価して職場からはじき出そうとしている。どの職場でもこのような見せしめ的なことが行われているが、私たちの闘いは小さいけれど一人の労働者の首切りも許さないで闘っている。ともに連帯して闘おう!」と激励。東北全労協坪井議長は、「大企業の労働者に対する攻撃は許さない。われわれ全労協は大企業パナソニックとも闘い勝利した。今日は、NTTに闘いの宣言をする。」とその怒りをあらわし、私たちの闘いを支援しともに闘いことを表明し、激励していただきました。

 最後にT評価を受けた副委員長が「前回と同じ仕事をしているにもかかわらず、T評価が出されたが、上長はまともな説明すらしない。絶対許せない。評価制度撤廃まで闘う。」と決意を表明しました。
 抗議文が読み上げられ、大内福島支部委員長を先頭にした抗議団は会社に抗議文を手渡し抗議。成果主義賃金制度の撤廃、本部副委員長に対するT評価の撤回、退職再雇用制度の廃止を申し入れました。
 最後にシュプレヒコールと団結ガンバローでストライキ行動を締めくくりました。

成果主義賃金制度撤廃!

すべてのT評価を撤回せよ!

雇用選択制度を廃止せよ!



真紅の旗号外 1012

福島支店長へ抗議文

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           12・13NTT福島支店への抗議ストライキ