11・10秋季東部けんり総行動
争議解決へ 地域の仲間が共同行動 



      写真 111110 JR錦糸町駅頭
      JR錦糸町駅頭

 東京東部地域では東部全労協が主体となり、毎年春と秋に東部地域の争議拠点に争議解決を迫る行動を行っています。11月10日(木)には今年も秋の行動が取り組まれました。
 
 この日は早朝からJR錦糸町駅に集まり、全1日の行動をスタートしました。はじめに東部けんり総行動の岸本議長から東日本大震災と福島第一原発事故による労働者への解雇や労働条件の切り下げは許されないと訴えがあり、格差と貧困が拡がっている状況の中で地域の労働者が団結して闘うことが大事との行動の意義が語られました。
 次に国鉄からJRへの分割・民営化時になされた採用差別問題について雇用確保ができなかったとの経過報告が国労江東支部よりなされました。今後JR移行後の民間委託問題や安全問題について闘っていくとの決意が示されました。次にこの日の行動の予定されている団体が紹介されました。


 最初にJR錦糸町駅から歩いて10分ほどのロンシール工業に対して抗議行動を行いました。ロンシール工業では茨城県土浦事業所で働いていた労働者を3年以上も派遣労働者として働かせながら契約期間中にもかかわらず一方的に解雇しました。また度重なる団体交渉も拒否し続けています。社前集会では当該の労働者が家族を苦しめる解雇を許せない、社長は話し合いに応じろと訴えました。下町ユニオンや全統一外国人分会の仲間からともに闘うとの決意があり、会社に申入れを行いました。申入れに対し会社は社長も責任者もいないと無責任な対応を行ってきました。責任を取らず逃げ回る会社に、茨城ユニオンの仲間が今後も闘い続けるとの決意が示されました。


      写真 111110 ロンシール工業社前
      ロンシール工業社前


 この日の行動はバス2台に分乗し争議拠点を巡りました。次に千代田区神保町にある書泉グランデに向かいました。書泉では(株)書泉の経営者が本年6月に(株)アニメイトに身売りし、新経営者が一方的に人員削減や労働条件の改悪を行ってきました。全国一般東京労組書泉労働者組合では雇用責任を果たすように支援の仲間と申入れを行いました。


      写真 111110 書泉グランデ前
      書泉グランデ前


  その後NTT持株会社前に移り、東部けんり総行動の代表者と全労協、全国一般東京労組、NTT関連合同労組の仲間とともに木下孝子さんの解雇撤回やNTT構造改革に伴う広域不当配転の撤回、福島第一原発事故による被曝対策を求めて要請を行いました。


      写真 111110 NTT持株会社前
      NTT持株会社前


 次に台東区で学園再建問題を闘っている全国一般千代田学園労組の支援行動として東京都に要請を行いました。東京都は千代田学園の再建について和解交渉を進めてきたものを一方的に担当者を配転し、和解中断と不誠実な対応を繰り返してきました。交渉を再開し、全面解決を求め申入れを行いました。


      写真 111110 東京都庁
      東京都庁




      写真 111110 (株)タケエイ前
      (株)タケエイ前

 最後に(株)タケエイに「ドライバー外し」や不当労働行為の撤回を求めて闘っている全国一般東京東部労組のタケエイ支部のストライキ集会に合流しました。

 (株)タケエイは産業廃棄物の処理業を行っている会社です。06年4月の組合結成以降組合員の「ドライバー外し」や組合無視の労務対策を行ってきました。この日は組合員全員が初めてストライキで決起し、港区大門にある本社前でストライキ集会を闘いました。東部けんり総行動の仲間のほかに全労協全国一般協議会や神奈川シティユニオン、JALの不当解雇を闘うキャビンクルーユニオンの仲間などが駆け付け支援行動が行われました。東部労組の石川副委員長は集会のあいさつで4年半労働者は我慢してきたが会社の姿勢は改まらなかった。ストライキは労働者の武器、勝利するまで体を張って闘おうと組合としての決意が語られました。
 支援の仲間でビルの中にある本社に申入れに行ってみると日頃は開いている入口を閉ざし、カギまでかけて居留守を使うような有様でした。
 最後に支部書記長の今後とも闘うとの決意の発言を受けて、ストライキ集会を締めくくり、東部けんり総行動としての行動も終えて行きました。

 企業の枠を超えて、正規・非正規の区別なく労働者がともに生活できるように、争議解決のために相互支援を行っていく取り組みに今後とも参加していきたいと考えています。 


      写真 111110 (株)タケエイ前
      (株)タケエイ前