5/1 2014宮城全労協メーデー集会を開催

 安倍政権の野望を断ち切り、労働者民衆の運動と反撃を!!

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 2014宮城全労協メーデー集会


 安倍首相は、震災3周年に当たり、都合の良い数字を並べたて、「復興は進んでいる」と演説し、福島第一原発の汚染水問題には触れず、「国土強靭化と東京五輪」、そのためにも原発再稼働と前のめりです。賃上げのウソ、派遣労働改悪をはじめ「特区」を利用した労働規制緩和、積極的平和主義をかかげて「集団的自衛権」の容認、憲法改悪、NHK人事への介入等と露骨な攻撃が続いています。
 5月1日(木)に「安倍政権の野望を断ち切り、労働者民衆の運動と反撃を!」とメーデー集会が呼びかけられ開催されました。

 開会の挨拶で大内宮城全労協議長は、日本共産党以外の政党に呼びかけた連合メーデーに安倍首相が18年ぶりに参加したことに触れ、「14春闘は、政労使合意のなかで管理春闘として展開され、労働運動を否定したものとなった。会場で残業代ゼロ法反対の抗議のシュプレヒコールがあったが、労働法制の規制緩和にどう向き合うのか深刻だ。」
 「震災から3年が過ぎたが、福島では、関連死が震災で亡くなった人数を超えた。これからが大変であり、被災地切り捨てとの闘いが重要だ。」
 「年収200万円以下の低所得者が2割、37%が非正規労働の実態を労働組合はなんのためにあるのか、誰とともに闘うのか、本気で考えなければならない。信頼される運動、『絆ではなく団結』こそが必要だ。ともに闘い、ともに生きていく取組みを進めていきたい。」と述べました。
 最後に、韓国旅客船事故に関して「乗組員が単年度の契約社員であり、海洋警察の民営化、政治家の自己保身」などが明らかになってきたが、日本での福島第一原発事故での隠ぺいと本質的につながるところがあることを指摘しました。

  続いて、宮城全労協傘下の各組合から闘いの報告がありました。
 電通労組からは、14春闘の賃上げについて報告があり、「NTTは、平均1600円の賃上げがあった」と報道されているが、賃上げでなく一部手当の改定であり、それも主査や課長層のみの一部の改定であること。4割の非正規、一般の現場労働者の賃金の改善はなく、格差と差別の基づくもので春闘破壊であり、闘いを継続していることが報告されました。まさに政労使合意春闘の本質をNTT労使の春闘妥結は示しています。

 鉄産労からは、仙石線、常磐線の震災からの復旧にむけて取り組んでいること、JRの民営化と利益第1に反対して安全で正確な公共交通輸送のために闘っていること、14春闘では、貨物会社と東会社間の格差是正を中心にJRと追及してきたこと、本州3社は黒字だが、北海道、四国、九州は赤字、貨物会社は、「安楽死」、JR北海道の相次ぐ事故は、「民営化のつけ」であることが報告されました。

 宮城合同労組からは、最近の労働相談の実態、争議支援要請、職場からの報告がありました。「最近の労働相談」については、労働時間規制が通用しなくなってきていること、職場での労働者同士の横の繋がりがなくなっていること、相談者の半数が精神的打撃を受け、「うつ状態」になっていることが報告され、労基署が「仕方ない」という対応であり、行政の弱体化が問題をさらに深刻化させていることが報告された。
 「争議支援要請」については、運送業の職場での労災事故の裁判支援、福島原発事故に伴う除染作業における「危険手当未払い」に対する前田建設の団交拒否に対する労働委員会申立てに対する支援の要請があり、全力で支援していくことが確認されました。

 各職場からの報告は、宮城保険支部での組合員を拡大させながら自転車操業の会社経営の改善を求めた闘いの報告、赤門自動車支部は、組合を再結成して、講習中の事故を本人責任とする学校側に労災と安全労働を求めて闘い、少しでも職場を良くしていくこと、理不尽なことにはノーと言える労働者として闘っていくという決意が述べられ、ドライブ支部からは基本賃金が低く、長時間労働が余儀なくされている状況であり、法定休息をとること、基本賃金を引き上げていく闘いを展開していく決意表明がありました。

 続いて、来年、町議選を控えた小川富谷町議会議員から挨拶があり、町長派へ反町長派と議会内の対立や特認弁護士採用問題などの実態が報告されました。

 石巻からは、さよなら原発6.8集会と8.10加藤登紀子&小出裕章トーク&ライブの参加が呼びかけと宮城県内3か所の建設予定候補になっている「指定廃棄物最終処分場」反対の運動への参加が訴えられました。最後に被災地支援をしている仲間から東松島市東名地区で開催予定の支援活動への参加が呼びかけられました。

 集会の最後に、年末に予定されている沖縄県知事選、福島県知事選を政府の暴挙と対決する闘いとして展開すること、労働の規制緩和に反対すること、集団的自衛権行使容認、改憲へとひた走る安倍政権を退場させる大きなうねりを作りだそう!という「メーデー決議」を全体で確認して終了しました。

 なお、東京の日比谷野音でも第85回日比谷メーデーが7000人の参加で開催され、午後には65歳超えの雇用延長と正社員と非正規労働者の差別を許さないとの東京東部労組メトロコマース支部のストライキ集会が上野の東京メトロ本社前で闘われました。


2014宮城全労協メーデー集会 メーデー決議