11・26東京東部けんり総行動
 雨の中 争議解決へ1日行動が闘われた



      写真 141126 JR日暮里駅頭
      JR日暮里駅前

 東京東部地域では東部全労協が主体となり、毎年春と秋に東部地域の争議拠点に争議解決を迫る行動を行っています。今秋も11月26日(水)には秋の行動が取り組まれました。

 朝から降り続く雨の中、JR日暮里駅前に集まり、1日の行動のスタート集会が行われました。

 東部けんり総行動の岸本議長から安倍政権の解散総選挙はアベノミクスの破たんを労働者に転嫁しようとするものであり許せない、安倍政権を打ち倒そう。労働契約法20条裁判の取り組みや労働者派遣法改悪に反対し非正規労働者の権利向上にともに闘っていこうとの決意が語られました。

 葛飾区議の水間さんからは労働環境を変えていくことで労働者が普通に生活できるようにとの連帯あいさつ、東京全労協の久保事務局長からのあいさつを受けて、1日の行動にあたっての各団体からの決意が示されました。

      写真 141126 JR日暮里駅前
      JR日暮里駅前

 最初に全国一般東京労組フジビ分会に対する偽装倒産・解雇攻撃を許さない闘いとして荒川区西日暮里にある富士美術印刷に対して抗議行動を行いました。

 一昨年9月14日に突然の倒産攻撃で職場を追われても闘い続けているフジビ分会の仲間とともに構内集会を行い、和解の動きがある中で真摯に対応するようにと申し入れました。

      写真 141126 (株)富士美術印刷で構内集会
      (株)富士美術印刷で構内集会

 行動はバス2台に分乗し争議拠点を巡りました。次に東大赤門前の市進学院東京事務所に向かいました。

 市進学院は千葉県市川市に本社のある大手進学塾です。労働条件の向上に向けて市進学院で働く講師の人たちが組合を結成したところ、就業規則の「50歳超えの契約更新しない」を理由に雇い止め解雇されています。

 東京事務所への要請に対し、事務所のシャッターを閉めて会社の代理人の弁護士3人が要請を拒もうと入口に立ちふさがっていました。子どもたちへの教育を行おうとする会社が非常識な対応を行い、中に入れようともしない対応を繰返すばかりです。また弁護士であるにもかかわらず不誠意なことに手を貸すなど目に余るものです。東京東部労組市進支部の組合員一人ひとりが抗議の意見表明を行い、ここでの行動を終えました。

      写真 141126 市進学院東京事務所前
      141126 市進学院東京事務所前

 次に御茶ノ水にある井上眼科病院に向かいました。

 井上眼科病院では、三井住友銀行の出向者によるパワハラ、セクハラの横行に、組合を結成し抗議したところ分会長のの福井さんに資格手当を詐取したというありもしない理由で解雇が行われました。

 福井さんは名誉棄損と解雇の撤回を求め東京地裁に提訴しました。この日は病院の近くのJR御茶ノ水駅頭で宣伝行動と集会を行いました。

      写真 141126 JR御茶ノ水駅頭
      141126 JR御茶ノ水駅頭

 昼休み休憩をはさんで、次にNTT持株会社に対してそれぞれの団体が申し入れを行いました。

 木下職業病支援共闘会議、全国一般東京労組の仲間が職業病による木下孝子さんの解雇撤回を、NTT−茨城で故障係として働いてきたが雇い止め解雇を受けたN関労の沼田さん、私たちは異職種広域配転の撤回や東日本大震災の復旧、復興に社会的使命を果せとそれぞれ要請しました。

      写真 141126 NTT持株会社前
      141126 NTT持株会社前

  次に国土交通省に対してJAL不当解雇撤回裁判原告団とともに、解雇撤回・争議解決に向けての日本航空に対して指導を求めて申し入れ行動を行いました。

 日本航空では、2010年の大みそかに客室乗務員とパイロット合わせて165名の仲間が年齢や病気などを理由に解雇されました。しかし、本当は経営にもの言う組合の排除にほかなりません。東京地裁、東京高裁での解雇を容認する不当判決に、今年6月最高裁に上告し闘っています。

 8月28日東京地裁は、JAL管財人が行った組合の争議権投票への支配介入行為を不当労働行為であると認定する判決を下しました。東京高裁判決の管財人絶対視の前提が崩れた以上最高裁では高裁判決は取り消されるべきです。東部けんり総行動の地域の仲間とJAL不当解雇撤回裁判原告団で申し入れを行いました。

      写真 141126 国土交通省前
      141126 国土交通省前

 この日の行動の最後に全国一般全国協といわき自由労働組合が福島県田村市の除染工事における健康診断書の偽造と特殊勤務手当の未払い問題で大手ゼネコンの鹿島建設に対して元請責任として調査と未払い労働債権の支払い、団体交渉を求めて申し入れを行いました。

 鹿島建設は、要請に応じず玄関を開けて通そうともしない態度に終始しました。社前での集会を行い、鹿島建設に責任を取らせるまで何度でも闘っていこうと確認し、1日の行動を終えました。

      写真 141126 鹿島建設本社前

      141126 鹿島建設本社前
 

      写真 141126 鹿島建設本社前
      141126 鹿島建設本社前