12・09東京東部けんり総行動
 争議解決へ1日行動が闘われた!!



      写真 161209  JR金町駅前
    161209  JR金町駅前

 東京東部地域では東部全労協が主体となり、毎年春と秋に東部地域の争議拠点に争議解決を迫る行動を行っています。今秋も12月9日(金)には秋の行動が取り組まれました。

 朝からすっきりと晴れたこの日、JR金町駅前に集まり、1日の行動のスタート集会が行われました。

 東部けんり総行動の岸本議長から東部けんり総行動の伝統を継承し、地域の争議支援をともに闘おうとの決意が語られました。

 東京全労協の寺嶋事務局長に続き、葛飾区議の水間さんからは働く人たちが大切にされる社会にできるようにとの連帯あいさつを受けました。全1日の行動の要請を行う各団体からの決意が示され、最初の行動の富士産業に徒歩で向かいました。


      写真 161209  JR金町駅前
   161209  JR金町駅前


   全国一般東京労組富士グループ分会 は組合つぶしをねらった大沼分会長の強制出向や仕事変更による病気休職に追い込むなど行ってきた富士産業に対し、パワハラ組合つぶしを許さないと闘っています。

 組合敵視の姿勢を改めさせ、働きやすい職場を求めて申し入れを行いました。団結頑張ろうを行い、バス2台に分乗し、次の多摩ミルクに向かいました。


  写真 161209    
           東部けんり総行動 富士産業社前集会


 次に葛飾区奥戸にある多摩ミルクに対して抗議行動を行いました。多摩ミルクグループでは残業代の未払いや組合員への嫌がらせ、パート労働者への差別などが行われています。

 刑事罰を受けても反省しない会社に、全国一般東京東部労組多摩ミルク支部の仲間は残業代を支払え、欠員の補充を行えなど抗議と要求の申し入れを行いました。


      写真 161209  多摩ミルク構内
 161209  多摩ミルク構内

 次に正社員との賃金差別をなくす ために起こした裁判で、東京地裁民事36部(吉田徹裁判長)が来春にも判決を出す見通しになった東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部の仲間が公正な判決をを求めて東京地裁前で集会を行いました。

 東京高裁は労働契約法20条裁判の長澤運輸事件で労働者逆転敗訴の不当判決を出しました。定年前 より同一業務でも賃金が下がることが「広く行われていることであり、社会的に容認されている」から賃金差別は不合理で はない、というのが主な理由です。賃金差別の現実を追認し、かつ社会的に容認されているなどと裁判所が勝手に決めつけ ている判決です。

 「およそ人はその労働に対し等しく報われなければならない」として非正規労働者への賃金差別を公序良俗違反で一定是正を認めた丸子警報器事件の判決(1996年長野地裁上田支部)から20年、「裁判所は正義を示せ!」の声をあげるため、12月12日から結審となる15日まで の連続4日間、裁判所前にて座り込み行動を決行すると当該の人たちからの決意表明がありました。


      写真  161209  東京地裁前
      161209  東京地裁前

 次に争議解決に向けて決断を迫るJAL不当解雇撤回原告団と日本航空本社に向かいました。

 日本航空では、2010年の大みそかに客室乗務員とパイロット合わせて165名の仲間が年齢や病気などを理由に解雇されました。しかし、本当は経営にもの言う組合の排除にほかなりません。争議もこの年末で7年目を迎えようとしています。

 今年9月23日に最高裁は不当労働行為裁判(行政訴訟)において会社の上告を棄却する決定が出されました。海沿いで風が強く吹く中、東部けんり総行動参加の仲間一人ひとりが争議の解決を求めた要請書を読み上げ、会社に手渡しました。


      写真 161209 日本航空本社前
      161209 日本航空本社前

 次に江東区東陽町にある(株)東証コンピュータシステムで不当労働行為を許さないとの行動を行いました。

 (株)東証コンピュータシステムではネットワークユニオン東京(NU東京)の組合員に「組合を脱退しろ」などの不当労働行為を繰り返しています。

 地域の仲間と連携し組合敵視、不当労働行為を許さないとアピールしました。


      写真 161206 (株)東証コンピュータシステム前
      161206 (株)東証コンピュータシステム前

  この日の行動の最後に富士美術印刷社に向かいました。

 全国一般東京労組フジビグループ分会は、2012年9月に偽装倒産の組合つぶしの解雇攻撃を受けました。東京都労働委員会で和解交渉が進められてきたが、富士美術印刷会長の一方的な判断で和解交渉を決裂させました。

 また組合役員をねらった「スラップ訴訟」を仕掛けてきて、2月10日に東京地裁で350万円を支払えという不当判決が出されました。この日は門を閉めきり、社前での集会を行いました。分会はスラップ訴訟の不当判決に怯むことなく、偽装倒産の責任を取らせるとの決意表明が行われました。 

 また、韓国サンケン労組がこの日の行動にともに参加しました。工場閉鎖・解雇撤回を求めて、埼玉県新座市にある日本のサンケン本社に行動を行っている韓国サンケン労組の仲間に東部けんり総行動の参加者からのカンパが手渡されました。

 最後に東部けんり総行動の雨宮事務局長の音頭で団結まつりガンバローを行い全1日6ヵ所への行動を終えました。


      写真 161209 富士美術印刷社前

      161209 富士美術印刷社前
 

      写真 161209 富士美術印刷社前
      161209 富士美術印刷社前