立川反戦ビラ入れ裁判
 
自衛隊の海外派兵に加担する
       最高裁不当判決を糾弾する!



 2004年1月に自衛隊のイラク派遣に反対するビラを自衛隊官舎に配った「立川自衛隊監視テント村」の三人が「住居侵入罪」で逮捕され、75日間も拘留されて起訴され、4年間の裁判を闘ってきた。一審の東京地裁では「刑事罰を課するほどの違法性はない。」と無罪としたが、二審の東京高裁は、「管理監督者の意思に反して立ち入ってはならない。」とし逆転有罪を示した。
 4月11日、最高裁は、東京高裁判決を支持し、上告棄却の不当判決を出した。判決は、「管理監督者の承諾なしに立ち入れば、平穏な私的生活を侵害する。」として、集合住宅でのビラ配りを住居侵入罪に問うことは、憲法が保障する「表現の自由」を侵害しないとした。
 最高裁判決は、「表現の自由」をそのものではなく、「表現の手段」を処罰するという取ることによって、「ビラ配布の有罪」を導き出している。 
 しかし、いくら憲法で「表現の自由」が保障されていても、手段が制限されるのであれば意味がないのは当然だ。今回のビラまきでどの様な害を住民に与えたのか明確されていないし、管理者からの通報でビラまきが違法とされているだけであり、一審判決のビラまき程度で「刑事罰を課するほど違法性」があるものなの疑問である。


<ビラ配りへの弾圧は、イラク反戦に対する政治弾圧だ!
              G8サミットに向けた過剰警備の強化を許すな!>


 まさに、ビラ配りに対する弾圧は、イラク侵略戦争に対する世界的に高揚した反戦運動に対する弾圧であり、「運動の萎縮化」を狙った政治的判決だ。「被害者」からの届出で刑事罰対象にできるとする今回の判決は、「取り締まる側」にフリーハンドを与えたことになる。
 東京葛飾区の共産党ビラ配りへの同じような弾圧、日教組が予約した会場使用にホテル側のキャンセルの動き、映画「靖国」上映に対する上映の取りやめの動き、G8に異議を唱える集会やデモ、会議に対する異常なまでの警察の監視強化が進められている。
 管理、監視社会が作り出されているなか、意見を表明できない閉塞した社会をつくり出させないためには声をあげていくことが今こそ必要である。戦争への道は、このようにして作られてきたことを私たちは歴史から学んできた。
 自衛隊の海外派兵に加担する最高裁不当判決を糾弾する声を上げよう!この判決を利用した政治弾圧を許さない監視活動と告発を強化しよう!言論弾圧、表現の自由を守るために闘おう!



    写真 080411立川反戦ビラ入れ 裁判最高裁不当判決
           立川反戦ビラ入れ裁判 最高裁不当判決


立川自衛隊監視テント村・立川反戦ビラ弾圧事件被告
大洞俊之さんのホームページ