NTT構造改革に痛打!闘いが作り出した勝利!

NTT企業年金減額不承認取消訴訟「上告棄却」決定!

      写真 071019企業年金裁判

    07、10/19 企業年金裁判勝利報告集会

 6月20日最高裁はNTTの「年金減額不承認処分取り消し請求」に対し最高裁は「上告棄却」「上告審として受理しない」という決定を行いNTTの敗訴が確定しました。

この決定は「企業が経営上の必要性から年金の減額を行う」ことを許さないと共に「受給権者の保護」のために「国の役割・関与」の必要性を確認するものであり、NTTが主張してきた「企業の自主性」「労使合意」に法的制約を明確にしたものです。

「NTTの敗北は経営者全体の敗北である!」


 NTTの企業年金減額の動きは、経団連をはじめとする経営者達の全面的な支持のもとに行われてきました。金儲けのために労働者に振り向けてきたコストを究極まで削減すると言う「新自由主義」がその背景にあります。経営者と労使協調の組合が「合意」し、年金減額を受給者の3分の2の合意と言う「手続き」さえあれば「減額」できることであり、大企業の労使協調のもとでは可能となるからです。しかし「賃金の後払い」である退職金の運用を「契約」によって年金化し支給するという約束を「多数決」で決めることはできません。つまり同意しない人の財産権を侵害することになります。赤字転落の危機は全く嘘でありむしろ、世界最高益を計上し内部留保金が膨れ上がっている「金満企業」です。 今回の勝利判決は、こうしたNTTをはじめとする経営者の手法に「受給権者の保護」と「国の関与」を明確にしたことであり、この裁判に当事者として参加してきた800名の訴訟参加者と怒る年金受給者、受給権者、と共に構造改革攻撃に反対してきた労働者・労働組合の勝利です。

「構造改革をうち砕く更なる闘いを!」


 私たちは、NTT企業年金改悪に同意しない会、を組織し訴訟参加してきました。全国的には「NTT企業年金減額反対訴訟参加団」を、同意しない会、NTT企業年金改悪に反対する会、電通労組全国協議会、NTT関連労働組合協議会の4団体で組織し83名の訴訟参加団で反対運動を展開してきました。今後とも共闘を拡げ各地の闘いを結び合わせながら何としてもNTTの構造改革をうち砕いていかなければなりません。 最後に、電通労組・同意しない会の仲間として怒りを持って減額に反対し訴訟参加してきた電通労組福島支部の故菅野 征二さんに勝利の報告を捧げます。