11春闘で働きがいのある人間らしい仕事を!

 2011年 年頭アピール

 貧困・格差社会反対!政権交代の流れを止めさせず、11春闘で、すべての労働者に働きがいのある人間らしい仕事を!

 新年おめでとう御座います。

 今年こそ、11春闘を勝利し、労働者派遣法の闘い、沖縄基地県内移設反対など独自の闘いを発展させて政権交代の流れを、すべての労働者の生活と権利の拡大に波及させましょう。

 一昨年の政権交代は、「国民生活が第一」「官僚主導から政治主導へ」「沖縄普天間基地県内移設反対」「東アジア共同体」などのスローガンのもとに、「派遣村」「反貧困」を闘った労働者や「薬害」「医療」等を闘った市民も結集し実現したものです。
 しかし「沖縄普天間基地問題」では、沖縄知事選後も菅首相の「ベター」発言、仙谷の「基地甘受」、前原の「学校など公共施設の先行移転」発言、名護市への再編交付金停止や臨時国会での「労働者派遣法」「郵政民営化見直し」法案の扱い「法人税5%引き下げ」が象徴するように、公約無視と政策の後退が相次いでいます。
 財界・霞ヶ関官僚に加えアメリカ・大メディアに追随し政権維持の為だけの菅民主党政権の「理念なき政策(消費税増税、TPP参加、武器輸出など)」は民衆の期待を裏切り、失望と怒りは、自民党などの旧政権勢力の息を吹き返させつつあります。
  私たちはこの間、民主党政権に対して、政権交代の原点にもどり自民党政治の悪弊を断ち、構造改革路線からの転換を求めてきましたが、更なる大衆的な闘いが求められます。

 大阪橋本改革や名古屋でのリコール問題は、政権交代で否定されたはずの新自由主義「小さい政府」「議員定数の削減や公務員削減」そのものであり、菅政権の「尖閣諸島問題」「北朝鮮問題」は、排外主義の拡大を一般市民レベル(従来の右翼構造に加え、若者や主婦層が日の丸をもって参加)にまで強め地域社会にまで入り込んできています。
 今、地方自治体は、競争原理の思想、コスト削減によって大きくゆがめられ「民活導入・業務委託化」「公務員削減」が、現実を無視して主張され「官製ワーキングプア」を生み、地域住民の生活も切り捨てられています。公契約条例制定など「公共社会」を建て直し、新自由主義と排外主義を許さない為に、今年4月の統一地方選は、極めて重要な闘いです。

 一方、日本経団連は世界的な経済危機と円高を理由として賃金の引き上げを認めないとする姿勢を強め、NTT始め大資本・金融機関は巨額の純利益を達成しながら、内部留保(大企業で約400兆、NTT9兆円)を取り崩すことなく、下請けの中小零細企業にたいして理不尽なコスト削減を要求し、金融機関の貸し渋り・貸し剥がしが横行し、中小企業は経営の維持、雇用維持が困難になっています。
 労働者は働いても生活出来ないワーキングプアへと追いやられ、倒産による解雇、低賃金・無権利の非正規労働者へ追いやられて過労死・自殺が絶えません。
 
 全労協は、11春闘に向けて、『春闘は労働者国民を覆う「貧困と格差社会」「雇用不安におびえる日々」から「働きがいのある人間らしい仕事」ができ、「安心して働き、安定した生活」が享受できる社会へ作り替えるため、労働者が団結し、一丸となって資本に要求を突きつけ、闘いによって要求を実現する場である。
 その成果はすべての労働者の生活の向上と権利の拡大に波及されなければならない。 そのために労働者は企業の別を超えて団結する。労働者の団結を示し、ストライキ権を確立し、ねばり強い交渉を重ね、必要に応じてスト権を執行して資本に譲歩を求め、集中して闘う時である。また、政府には労働者のための政策の実現を求め、大衆的な闘いを作り出していくことになる。』との闘いの決意を宣言し、闘いの目標を掲げました。
 
●賃金の大幅引き上げで人間らしい生活を! 最低賃金の大幅な引き上げ!

●すべての労働者に仕事を!(雇用の確保と仕事作り要求)

●貧困・格差社会に反対し、非正規労働者の権利確立・均等待遇の実現を!

●労働時間の短縮、命と健康が守れる職場を!            
・・長時間労働禁止、未払い残業の撲滅、いじめ、パワハラ、セクハラを一掃しよう!


●労働者派遣法の抜本改正の早期実現、有期労働契約の規制強化を!

●地域共闘で公契約条例の制定を!

●反戦平和・沖縄闘争への連帯・参加を強めよう!

●希望者の雇用を実現し、JR不採用問題の最終解決を!

●未組織労働者の組織化に全力で取り組もう!
・・全労協フリーダイヤルを活用し、労働相談の強化を!



 私たち電通労組も、NTTリストラ反対、貧困・格差社会の解消、非正規雇用労働者の待遇改善、雇用確保と賃上げ、労働者派遣法の実現、社会保障制度の充実、普天間日米合意の見直し、郵政民営化反対、反TPP闘争連帯など、政府と経済界に対して要求を突きつけ、全ての仲間と共に職場で団結を強め、地域に共闘を呼びかけて、全国の仲間と連帯し、2011年春闘と4月統一地方選挙を闘います。共に闘いましょう。


                     電気通信産業労働組合
                          執行委員長 大内忠雄



    写真 101213 NTT福島支店に抗議スト

  101213 NTT福島支店に抗議スト           



    写真 101117 東部けんり総行動

  101117 東部けんり総行動