こんなことが許されるのか

退職再雇用制度を廃止し、定年を65歳とせよ!

処遇体系の再構築に反対しよう!



<労働者に何の利益もない今回の再構築提案!>

 今回の処遇体系見直し案は、65歳までのワークステージに基づいて処遇体系を変更するとしている。だが、それを貫いているのは「いかに労働者を安く働かせるか」ということでしかありません。

 第一点は、現役世代基本賃金を「現行賃金カーブより15%引き下げる」、そしてその原資を「65歳までの継続雇用に充当する」という事です。つまり、60歳以降の賃金は「自分で支払う」ということであり、60歳からの労働に対する対価(賃金)を、会社は支払わないという「ただ働き」の構造になっています。

 第二点は、再雇用労働者の問 題です「昭和28年4月2日〜昭和29年年4月1日」生まれ(男性。女性は5年遅れ) の労働者は年金の支給開始年齢の引き上げによって年金の空白期間が生じます。
 団体交渉で組合質問に対して、会社は「頑張った人に上積みするとの考えの施策であり頑張ってください」「悩ましい問題だが、年金は会社が支給して いるものではない」と主張している。

 年金の年金の空白が生じれば「年収200万円台」となり、このラインは働いても食べていけない「ワーキングプア( 働く貧困層)」の「目安」といわれる収入額だ。世界一の大企業が貧困社会を作りだす事に、企業の道義的・社会的責任の放棄としか言わざるを得ない。やるべきことは、退職再雇用制度廃止と同時に賃金等の労働条件を「同一価値労働・同一賃金原則」に基づき是正することだ!

 第三点は、「60歳超え雇用スキーム」を全ての労働者に適用することだ。 「適用しない」とする会社主張は、労働者に対する差別・選別でしかなく、法が定めた「65歳までの継続雇用の義務化」に反するものでしかありません。65歳までの定年延長を実現することが会社の取るべき道だ!


<撤回にむけ力を合わせて闘おう!>

 「労働者にとって今回の提案は、どのようなメリットがあるか説明せよ!」という組合質問に、会社は何も示す事が出来なかった。つまり、提案した会社自身も示せないという代物であ る処遇体系の再構築は「労働者にとって全て不利益となる提案」でしかないのだ。中高年労働者を狙い撃ちにした11万人リトラ攻撃!現役世代の労働者は「遠い話」「自分らにとって関係のない話」と思っていなかっただろうか?いま、中高年労働者攻撃によって作りだした「首都圏15%カット」の水準に現役労働者の労働条件を「処遇体系再構築」の名のもとに切り下げようとしているのだ。NTT労働者全体にかけられた攻撃に、私たち労働者が取るべき道は「処遇体系再構築反対!」を軸にそれぞれの場から声を挙げることです。

 NTT経営者とNTT労組の労使協議会体制は「経営の立場に立つ」ことを基本に一貫して「利益優先・コスト削減」を推し進め労働者を苦しめてきた。
 今回の再構築提案、業務のOS化施策などは労働不安を拡大させています。労働者が団結し資本の攻撃と闘う事によってしか労働条件・権利を守る道はない。

 処遇体系再構築提案の撒回に向け力を合わせ闘おう!



      写真 120909 オスプレイ配備反対国会包囲行動

          120909 オスプレイ配備反対国会包囲行動