2017年 年頭アピール

ウソと欺瞞の「働き方改革」の安倍政権を、社会的反撃で打ち倒そう!

 東日本大震災から6年を迎えます。復興が進まない中、今年に入って熊本地震、鳥取地震、九州豪雨、北海道、岩手への台風被害等が続き、全国で避難者数は、原発事故による福島県の4万3千人を最高に東北だけで9万人、全国で13万4千人が仮設住宅などで避難生活を余儀なくされています(2016年11月、復興庁発表)。

 自然災害の度に、予防や対策の不備が指摘され続けられますが遅々とし進んでいません。 「保育所落ちた。日本死ね!」「電通、過労自死」「原発避難生徒へのいじめ」等、社会に拡がる貧困格差、労働の破壊、切り捨てられる介護・福祉、脅かされる基本的人権、原発の再稼働、海外派兵等など、「当たり前に生きる」労働者・国民の生活が根底から否定されてきています。本当にオリンピックどころでは無いのです。

 安倍政権は、為政者としての任務をかなぐり捨て、秋の臨時国会での強行採決多発や、沖縄基地問題、オスプレイ事故での沖縄県無視の米国追従は、翁長知事をして「法治国家でない」と指弾されるほど「憲法、立憲主義」の全否定姿勢は明確です。

    写真 160922 さようなら原発・戦争大集会

  160922 さようなら原発・戦争大集会        

 アジア諸国を無視した真珠湾慰霊など安倍パフォーマンス外交は、クリミア統合容認となるロシア支援。ジェノサイド危機の南スーダンへの武器供与停止の国連決議に、強行派遣中の自衛隊の安全のみで棄権。地球温暖化パリ協定批准は、国会採決優先で間に合わず。そして米国内だけでなく世界からも問題視されているトランプ次期大統領との早期会見。「国際社会で責任を果たす」との嘘と欺瞞が明らかで「国益」と称して国民に犠牲を強いるやり方を許すわけにはいきません。

 新自由主義グローバリゼーションは、格差と貧困・腐敗、差別・排外主義を招き、憎しみと殺戮の連鎖が世界を覆い、EUでの右翼排外主義勢力の台頭、米国でのトランプ勝利となり、日本でも「安倍官邸独裁」が、憲法の改悪、国民主権の制約と民主主義の破壊、戦争のできる国へと突き進んでいます。

 安倍政権の労働政策「働き方改革」は、不安定で劣悪な条件で働く非正規労働者を取り込む為のもので、「一億総活躍社会」は、女性、高齢者、外国人と、使える労働力の総駆り出すものであり「日本から非正規という言葉をなくす」の意味は、正規をなくし非正規労働を当たり前にするという事で、「官製春闘」同様、「連合」をテコに労働組合運動を分断し基礎を破壊するものです。

 「貧困・格差」そして権利剥奪の攻撃に対する社会的反撃が求められています。

 労働運動の後退状況の今日、「戦争法廃止」「原発再稼働反対」や沖縄県民の闘いと繋がり「市民+立憲野党共闘」の総がかり運動として労働組合が闘わなければ未来は有りません。

とりわけ人口比が高まり「安倍に標的化されている多くの高齢者」も私たちと一緒に立ち上がり2017年を安倍の暴走を止め政権を打倒する年にしましょう。

                      電気通信産業労働組合執行委員長 大内忠雄



    写真 161210 高江、辺野古基地建設許さない!東京集会

  161210 高江、辺野古基地建設許さない!東京集会   

 

    写真 161030 自衛隊の南スーダン派遣反対!青森集会

  161030 自衛隊の南スーダン派遣反対!青森集会